筋トレと食事について

細マッチョのもてボディになるために、毎日筋トレを続けていても、なぜか思ったほど効果が出ずに悩む人が少なくありません。そんな場合、筋トレ後の食事を変えることで解決できることがあるので、食事の内容やタイミングを見直しましょう。

スクワットや腹筋、腕立て伏せなどの筋トレを行なっている間は、筋肉の損傷や分解が起きています。その筋肉を回復させ、成長させてくれるのが食事です。筋トレ後は、筋肉の成長に必要なインスリンの分泌を急速に増やす作用がある「炭水化物」、そして筋肉を作るのに欠かせない「タンパク質」を含んだ食事を摂ることが大切なことは知られていますが、筋トレでエネルギーを消費した後は脂肪を蓄えにくくなっているため、炭水化物をしっかり摂っても問題ありません。

また、タンパク質や炭水化物の他にも、ビタミンやミネラルなどの栄養のバランスを考えた食事を摂りたいものです。とくに、タンパク質の分解やエネルギー代謝に必要なビタミンB1やビタミンB2。そして、コラーゲンの生成を促し、筋肉や血、骨などを生成する働きに関わるビタミンCは、くれぐれも不足しないようにしたいものです。

それから、食事を摂るタイミングですが、トレーニング後の30分以内にタンパク質と炭水化物を含んだ食事を摂るのが理想的だと言われています。特に、タンパク質の豊富な料理は忘れたくないもの。また、筋肉サプリも効果的です。ベストなタイミングはトレーニング後の30分以内、遅くても60分以内に食事やサプリを摂ることで、筋トレの成果を実感しやすくなってきます。
もしも、このタイミングで食事ができない場合には、疲労回復効果を持つクエン酸を含有の柑橘系果物の100%ジュースや、アミノ酸入りのスポーツドリンク、リンゴ酢、豆乳などを飲んでおくようにしましょう。